以前の記事
2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 more... リンク
麦酢・本店
麦酢・楽天市場支店 麦酢のお店 Yahoo!店 ******************** 運営元: 株式会社 大麦発酵研究所 航空写真を見る --- 麦酢社長:大森俊郎 --- 1962年2月 福岡市生れ。 姪浜保育園,内浜小学校,姪浜中学校,城南高校を経て,1985年3月 九州大学農学部卒業。 --- 1985年4月,《いいちこ》の醸造元・三和酒類に入社。 ●むぎ焼酎を中心に,発酵の基礎を学ぶ。故・伊規須太郎さんと出会い,【企業研究者】の道を知る。 --- 1988年4-12月 東京・滝野川にあった国税庁醸造試験場(現在の酒類総合研究所)で研修生。 ●故・太田剛雄先生に出会い,『甘藷焼酎の特徴香に関する研究』に従事。 【仮説】→【実験】→【検証】のサイクルを学ぶ。 --- 1989年から,本格的なむぎ焼酎の研究開発へ。 --- 1995年2月 九州大学・農学博士 博士論文:『大麦焼酎製造工程におけるグリセリンの生成機作とその役割に関する研究』 ●むぎ焼酎を主研究テーマにした世界初の農学博士。 論文の成果は『iichiko フラスコボトル』へ。 --- 1995年9月 日本醸造協会・技術賞を授賞。 授賞テーマ:『麦焼酎の原料処理に関する研究』 ●三和酒類入社2~3年目に行った研究。 むぎ焼酎を作る時の排水を大幅に削減できた。 --- 1996年11月-1998年4月 カリフォルニア大学デイビス校で,客員研究員。 ●英語が話せないにもかかわらず,さらなるチャレンジを求めて,社費留学を認めてもらう。 R. Rodriguez教授に師事し,本場のバイオベンチャーに触れる。 --- 帰国後,“焼酎粕の有効利用”を目的とした社内プロジェクトのリーダーに。 --- プロジェクトの成果を企業化。 三和酒類・研究員のまま,2001年1月大麦発酵研究所設立と同時に社長就任。(現在は三和酒類・取締役を兼務) --- 2005年7月 苦闘の連続の中,設立前に描いた経営計画を何とか達成。 --- 2006年 “会社継続”のためには,会社をさらに2ステップ上げる必要があるとの危機感から,社内を大改造中。 --- 2006年11月 社長退任。 三和酒類で新しい研究生活に入る。 充実した5年間を過ごす。 --- 大麦・発酵研究一筋 22年目に突入! --- 得意なこと(好きなこと):開発 性格:多分,せっかち 座右の銘:すべての人はわが師 持ち物:ロードスターとポールスミスのバッグ その他:趣味ではないが,よく本を読む --- お問い合わせ: 電話:0120-593-624 FAX:0120-593-044 MAIL:honten-info@mugisu.com *** 関連リンク *** iichikoのネットショップ 虚空乃蔵 酒蔵日記 カテゴリ
検索
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
会社設立(2001.1.18)から5年が経ちました。
関連会社・三和酒類はむぎ焼酎「いいちこ」の製造元。 大発研は,三和酒類の焼酎粕を有効利用する研究開発プロジェクトから始まりました。 焼酎粕は焼酎を造る工程で発生するもので,一般的には「産業廃棄物」と見なされています。 今でも多くの焼酎メーカー(特に,芋焼酎)では, 焼酎粕を海洋上に投棄している現実があります。 むぎ焼酎の粕は,芋や米の焼酎粕に比べてアミノ酸等の栄養源が高く, 飼料としても高い評価を受けていましたが, さらに むぎ焼酎粕を研究すればするほど,食品素材としての無限の可能性が見えてきた・・・・・ そして,われわれはこのように考えました。 「むぎ焼酎粕は産業廃棄物と言われているが,実はその有用性に気づいていないだけじゃないか? 研究によって,有用性を発見し,加工する技術が開発できれば,産業廃棄物から“未利用資源”に変えられる。 “未利用資源”とは,未だ利用されていない資源のこと。 むぎ焼酎粕にピッタリの表現だ。」と 研究プロジェクト起ち上げによって, むぎ焼酎粕に様々な機能性があることが動物実験で明らかになり, 新しい加工技術の発明もあって,会社設立という時を迎えることができた。 それが大麦発酵研究所ということになる。 われわれが,麦酢の売上を伸ばしていくと,たくさんの人を健康に貢献していると言えるが, 同時に,それは環境を良くしていることにも通じる。 芋焼酎等のメーカーの多くが焼酎粕処理問題と真剣に向き合わず, ここ最近の芋焼酎ブームで増産, 芋焼酎粕を海洋に投棄し続けていることはたいへん残念なことである。 われわれは“環境課題の解決という生い立ち”を持ち, 研究開発によって,“高齢化社会の健康課題の解決”に貢献できる というチャンスを神様からいただいた。 このことを喜びとして持ち続け,ずっと社会に貢献していきたいと思っている。
by omori-t
| 2006-01-27 22:01
| 社員向け
|
ファン申請 |
||